昔は、たくさん笑っていた。 普通の学生だった。 ―――――いつからだろう 笑わなくなったのは。 「お前なんかな、もともと遊びだったんだよ。」 「――っっ!」 「そうやっていっつも泣いてさ、まじなんなの?目障り、ウザい、どっかいけ。」 ―――――信じてた だからこそ、裏切られた時のダメージは大きい。 そのことを始めて知った瞬間だった。