真っ赤な夕日に照らされた湖

風が吹くたびに水面に映るラフィの顔が揺れる

たくさんの動物がこの湖で長旅の疲れや、癒しを求め休んでゆく

動物たちはラフィがいるのを気にもせずに休んでいる

「そろそろ戻らないと……」

ドレスについた草をはらい、森の方へとかけてゆく

明日またここに来ることは出来ない

いつもいつも何度たりとも同じ時間、同じ場所をたどることは不可能

だから、この一瞬一瞬を大切に過ごすことがラフィのモットーである