「朝陽、知ってた?このカエル岩の前で好きな人と二人で線香花火を持って、最後まで落ちなかったら両想いなんだよ?」 「・・・へえ、そうなんだ。」 「やらないの?海斗と。」 ―・・・ぎゃあぎゃあ騒ぐ、海斗と知冬の声が耳から離れた。 「・・・は?」 「え?あれ?海斗のコト、スキじゃないの?」 「・・・なんで、私が?」 「あれ、ずっとそうだと思ってた。違うんだ。」 「・・・スキなんか、思ったことないよ。」 フゥと、ため息をついた。 ・・・そうだよね。カエルくん。