「もう、そろそろ。・・・」 俺の罪の清算。 過去流しは、そう長くないはず。 響も現れたし、きっと俺は過去に返される。 今度こそ、捕まれば処刑だ。 でも、あの本を手にすれば―・・・。 響を救える。 な。 俺は、黙ってたけど。 あ、へんな意味じゃないぞ。 心友として、響が大切だ。 政府にいようが、どんなコトをされようが、今まであの世界で二人で生きてきたんだから。