ある日、夢の中で、朝陽はあの子ではなく、そのまんまの朝陽だった。 そして、あの子は、こちらを睨みながら言った。 “どうして、手を離したの?” 「・・え?」 “響も、教えてくれたでしょう?” 「だから、え?」 “海斗は、未来に帰って来ちゃだめ” 「かい・・と・・?未来?」 “早く、まだ間に合う。” 目を覚ました。 夏休みも、明日で終わりという現実。 そんなコトよりも、走った。