ドロップは涙味

「…」

「日向?」

お母さんが、不思議そうに私の顔を覗く。

「ううん、なにも。」

笑顔でそう言ったけれど。

何か、引っかかっている。

何か、とても大切なことを忘れているような気がする。

ーーーーーー?

頭が、また鈍く痛んだ。