ドロップは涙味

それから、半年。

季節は冬、年を越した。

ガリッ。

最後の文字を書いた。

「やっ、…やった……!!!終わったーーー!!!」

小説のタイトルは、『小夜』。

少しファンタジーな物語。

この作品がどうとか、そういうことよりも、できた、という達成感に浸っていた。

その時、までは。