【短編】不器用な君が好きだから

そこから、君は頑張って勉強してた。



「こう?」



「あ、そうそう。やればできんじゃん」



俺は笑った。


多分女子に笑うのは初めて。



「笑うんだ…ね。」


ヤベッ……さっきから……俺、おかしくね?



コイツの前だとニヤニヤしちゃう。



「…なんか気分転換に飲み物買ってくる。



何がいい?」



気分転換なんて嘘。



ここにいるの気まずい。


「な、なんでもいいよ?



あ、一本で充分じゃないかな…


そんな暑くないし…」




はぁ……何言ってるんだコイツ。