【短編】不器用な君が好きだから

てか、さっきから手が動いてないし…



「手が止まってんだけど。



俺が教えなかったら、あんた補習受けるんだろ?」



あー口悪いな。俺。



なんか、ずっと見られてたっぽいし。



目が合った瞬間……そらされたし。



…嫌われてるのか?



うわ…それなら勉強とか教えるんじゃなかった。



「見て!夕日綺麗……眩しいねぇ」



「バーカ。手を動かせ。それともどっかわかんねーの?」



フッと鼻で笑って君を見る。



君はキョトンとして、



「あ、大丈夫です。わかります。わかります。」



って言ってきた。



二回言う必要あるのか…