喜びを無くした少女 上




2分くらいして、私は、空から離れた。

咲「ありがとう。空。」

空「そっか。」

そう言って、空は、微笑んだ。

ーコンコンッ

空と笑い合っていると、幹部室の扉がノックされた。

咲「どうぞ。」

穂「総長。僕らは、いつでも総長に付いて行きます!」

力強い眼差し。

彼等は本気だ。

死ぬかもしれないのに。

咲「どう、.....して....?死ぬかもしれないのに。」

穂「僕等は、咲羅さんに、たくさん、命をかけてまで助けてもらったことがいくつもありました!だから、今度は僕らが貴方に命をかけて守ります!空さんだけで、咲羅さんを、守らせませんっ!」

皆っ!

咲「もー、皆、大好き。でもね、ほんとにいいの?私なんかに任せて。」

穂「はい!!僕等は何があっても貴方についていきます!!」

はぁ。

私って幸せ者だな。

だって、こんなに優しくて心が広い子たちに守られたんだもん。

私も、命かけなきゃね。

咲「じゃあ、入って。作戦を練ろう。」

穂「はいっ!」

それから数時間私達は作戦を練った。

咲「じゃあ、この作戦でいこう。じゃあ、今日、8時50分。皆で、蘭龍の姿になるよ。」

下っ端「「「「「はいっ!」」」」」

私が、みんなにそう伝えると、元気のいい挨拶が帰ってきた。

あぁ。

また傷つけたらどうしよう。

私、また…。

やだ!

やだやだ!!

ごめんね。

助けて。