よし。

咲「行こうか。空。」

私は、そう言って、空の方を向き微笑んだ。

偽りの、喜びの感情のない、冷たい笑顔で。

空「うん!」

空も私の方を見て微笑んだ。

世「待て。俺らも行くで。咲羅や、空だけでは、行かせへん。」

雷龍閃の所へ行こうと扉を開こうとすると、智哉は、言った。

皆。

みんなが私と空の方を見ていた。

空が私の手を取りギュッと握った。

空……。

空「大丈夫。」

咲「うん。皆で行こう!」

「「「「「おうっ!(うん!)」」」」」

ーブォンブォン

私は、バイクに跨る。

そしてエンジンを吹かせる。

さぁ。

戦いの始まりだ。

そして、私たちは、雷龍閃の倉庫に向かった。