「あー…泣けてくるナ」 絶対に泣きはしないけどさ。 いつだって私は…僕はなにかにおいて、目立つ運命なんだ。 「つーか、目立つ運命っていうよりこの容姿だと目立たざるおえねぇ…」 口調が悪いのは夜の街に丁寧語なんてアンバランスで不釣り合いだからと…日頃のストレスのせい。 そして一人称が僕なのは、学校のひとに会った時絶対にばれないから。 「んじゃぁ、一仕事するか…」 大っっ嫌いな、アイツの為に… アイツの嫌いなこの世界の住人になったんだから。 頑張ってアイツを見返すんだ!!