心配そうにしていたさっきとは違う 「起きた、か…。」 「あなたは…?」 質問には答えずに冷たく、無表情で 「弱ェんだよヘボ。」 といい放ち消える霧姫は… 伝説の話どうりだ。 冷たい事をいい、無表情なくせして…誰にも見られないところでは優しい。 「ガラでもねぇことしたな…」 寂しく笑う美少女の夜は始まったばかりだった。