天気予報は晴れだったのに急に降ってきた雨。
折りたたみ傘も持ってなくて、近くのバス停で雨宿りしてたら一つ上の学年の小野田先輩が駆け込んできた。
私は一目で恋に落ちた。

「急に雨降ってきたね!!」
小野田先輩が話かけてきた。
頷く私。
今声を出したらきっと裏がえっちゃう。
さっきから胸の鼓動がとまらない。

会話のないまま雨がやんで小野田先輩は手を振って行ってしまった。
私はもう会えないのかなと考えながら帰った。

数ヶ月後
土砂降りの雨。
近くのバス停へいくと....
「小野田先輩....また会えましたね。」
満面の笑みの私。

雨が上がったらきっと次は告白します。