翔くんの口から返事が返ってくる数秒間、
私はどきどきしすぎてわけが分からなくなっていた
そんな私に翔くんは顔を赤く染めて、
「俺も、花優のことが好きです。
俺と付き合ってください。」
間違いなく私の耳にはそう聞こえた────
「すっ……すごい嬉し……」
すごい嬉しい って言おうとしたけど
溢れ出てくる涙が邪魔して言葉がとぎれとぎれになっちゃったの
初恋だったから、
恋なんてよくわからない私がこんなにも人を好きになったのが初めてだったから。
その初めての人が翔くんっていう
とってもとっても素敵で優しくて大切な人だから
叶わない恋なんだろうなあって心のどこかで思っていたから、
両想いってことがすっごい嬉しいよ
そんな想いで胸がいっぱいになった
「花優、一緒に花火、見よっか?笑」
心地よい声とともに私の体が翔くんに包まれた
「ぅ…ん! 見るっ!」
