「よーし、ちょうど5時だな!
ご苦労さんだったな、じゃあ解散〜!」



先生の呼びかけで、ボランティアは終了した。



もう5時なんだ、花火大会まで1時間半



帰りのバスで眠ってたからか、頭はスッキリしてる




翔くんは眠れたのかな……?
私のせいで眠れなかったかも!?




「花優〜♪
じゃあね!ボランティアお疲れ!」



「あっ!!ばいばい真美ちゃんっ!」



みんな続々と帰って行った。



原田くんは、私と翔くんには目もくれず冷たい感じで帰って行った


なんだか複雑な気分だけど、しょうがない



「…きゃぁっ!?!?」


いきなり誰かに髪くしゃくしゃにされたっ


誰だっ!?!



「花優後でな、6時半に駅前ね。」


「翔くん………分かってるよっ!///」



いちいちドキドキさせやがって!!

前髪くしゃくしゃしてきやがって!!



それだけ言い残して、かっこよく帰って行くなんて!!


ずるいじゃないか…


でもさすが夏の5時、まだまだ明るい


私も帰って花火大会の準備しなきゃだ!



可愛くなって翔くんのこと

メロメロにしてやるんだからっ!笑