「ゆりか!?」

わたしを見て全く気付いてない様子。

こら、お前2年一緒のクラスだっただろ!!

一緒に修学旅行まわっただろ!!

給食当番も一緒だっただろ!!

忘れてんじゃねーよ!!!怒



そう思ったけどゆりかを演じることに。

あとで笑ってやろうと思って。


「うん。よかった、すぐわかって。」


「俺も。ゆりか、可愛い子だったんだね。」


…あら。。

修一にまさか褒められるとは…。

つーかまだ気付いてないのかよ…。


「シュウは結構おデブさんだったんだね。」

嫌がらせで言ってやりました。


「デブは嫌い??」

弱気になる修一。

お前、中学のとき目立ってるタイプだったろ??

いつの間にそんな気弱タイプになったんだよ。

肉に侵食されたか??(失礼)


もう笑いをこらえるのに必死でしたが女優になりきれないキキ。

種明かしをしました。


「つーかお前、修一だろて!!わたし、キキ。覚えとる??てか気付けよ。」

キャラ、変わりすぎです。。。チーン。

その瞬間、目を丸くしてわたしの顔をまじまじと見て


「うわっ…まじで!?お前…変わったね。」

と一言。



化粧が濃いと言いたいんでしょうか、この男。