そして歩いてたら後ろから車が通りました。

手をあげてヒッチハイク!!

人生で初めてしました。

これが最後になると今も願いたい。


止まってくれたのは結構年配の夫婦でした。


「あんたこんなとこば何で1人で歩きよっとね!!」

すみません、リアル感を出すために方言丸出しにしました。

旦那さんのほうが声をかけてくれました。


「同乗者とケンカして降ろされました…。」

涙も出さず、苦笑いで言うわたし。

同乗者と言うときは迷いました。

相方…いやいや、相方なんて言い方したくないし!!

友達…全然友達じゃないし!!

やっぱ同乗者だよな…ということでこういう言い回しを。


「危ないけん乗りなさい!!家はどこね!?」

奥さんがそう言ってくれてお礼を言って後ろに乗りました。


捨てられて拾われる。

人生捨てたもんじゃないなと思いました。


家を言うと意外と近くということが判明!!

すごい偶然にわたしも驚きました。


そしてトシのこと(出会い系で会ったということは隠した)、学校のこと、バイトのこと、色々話してあっという間にショッピングセンターに着きました。


後日、お礼をするために家の住所を無理矢理聞いて帰りました。

原付に乗る前になんとなく携帯を見たら鬼のようにトシから連絡があってました。