「ねぇ、これ面白いからさ。貸すね。読んでよ。」
そう声をかけたのは花塚涼子(はなつかりょうこ)私の友達だ。
今は放課後で
涼子に渡されたものは漫画。
涼子と私は漫画を貸したり借りたりして漫画について語ったりしてる。
漫画を鞄に入れる。
涼子が貸す漫画は面白いものばかりなので今回はどんな漫画なんだろうと想像しながら家に帰った。
夜ご飯を食べてお風呂に入る。
部屋に行くと漫画を借りたことを思い出し鞄から漫画を取り出した。
題名は魔法使いと少年。
ファンタジーものは結構好きだ。
どんな物語だろうと
ワクワクしながら1ページ目を開いた。
「ふぅ、面白かった。」
私は満足したようにつぶやいて時計を見た。
もう11時だった。
急いで布団に入って電気を消す。
頭を漫画のことでいっぱいにしながら
意識を落とした。

