1つの浮き輪に幸多と二人で入る。
プカプカと波に漂う私達。
「なぁ。付き合って初めての夏、2人で海行ったの覚えてる?」
「うん。もちろん!あの時さ私の浮き輪が沖の方へ流れて行っちゃって、幸多取りに行ってくれたよね。」
「そうそう。琴音にいいとこ見せたくてさ。実はあれ、追いつけるかすげー心配だった。」
幸多はケラケラと笑う。
私は真っ青な空を見上げながら呟く。
「こぉーたー。私達これからどうなるのかな?」
私はプカプカ浮きながら思わず言ってしまった。
しまった。と思い後ろを振り返ると、幸多は悲しそうに笑っていた。
「…琴音はどうしたい?」
「いっしょにいたい!ずっといっしょにいたいよ!!」
「うん。俺も。」
そう言って幸多は私を抱きしめる。
「…コテージ戻ろっか。」
「うん…。」
なんであんな事言ったんだろ。
せっかく幸多と一緒にいれるのに…。
幸多と一緒にいれるの、次はいつかわからないのに…
プカプカと波に漂う私達。
「なぁ。付き合って初めての夏、2人で海行ったの覚えてる?」
「うん。もちろん!あの時さ私の浮き輪が沖の方へ流れて行っちゃって、幸多取りに行ってくれたよね。」
「そうそう。琴音にいいとこ見せたくてさ。実はあれ、追いつけるかすげー心配だった。」
幸多はケラケラと笑う。
私は真っ青な空を見上げながら呟く。
「こぉーたー。私達これからどうなるのかな?」
私はプカプカ浮きながら思わず言ってしまった。
しまった。と思い後ろを振り返ると、幸多は悲しそうに笑っていた。
「…琴音はどうしたい?」
「いっしょにいたい!ずっといっしょにいたいよ!!」
「うん。俺も。」
そう言って幸多は私を抱きしめる。
「…コテージ戻ろっか。」
「うん…。」
なんであんな事言ったんだろ。
せっかく幸多と一緒にいれるのに…。
幸多と一緒にいれるの、次はいつかわからないのに…

