あなたとわたし




ずっと待ってるよ。


貴方は私のこと覚えてるかな?


覚えてたら嬉しいな。


私はね。


貴方がどんなにヨボヨボのおじいちゃんになってもすぐにわかる自信があるの。


だってそういうものでしょう?


……ん?


誰かが私を呼んでる……。


……もしかして。


そこには強く生きた貴方がいた。


泣かないって決めてたのに。


もう。


本当に貴方は私を泣かせるのが上手なんだから。