天使のキーホルダー


母さんは

口を濁らせてきた。


------それなのに------


母さんは

困ったよーな顔で

話し出した。


その顔はどこか…

悲しいそーだった。


「海斗。

よーく聞きなさい。

心ちゃんはね…………」