あたしのことを心配してくれてたこと…



正直…

海斗からその話を聞かされた時

信じられなかった…



でももし-------------------

二人が今でも

あたしを見守ってくれているなら

伝えたい。



「あたしなら…

もう大丈夫だよ♪

今まで心配かけてごめんなさい。」


「俺が心の傍にいるから

安心してくださいね。」


あたしの後ろに立っていた海斗が

お母さんとお父さんのお墓に

手を合わせて言った。