病室の入口に 今にも泣き出しそ-な 女の子を見つけた。 「海…くん…」 俺は彼女の言葉に耳を疑った。 心…?? 俺の診断が終わった医者は 病室を出て行った。 それと同士に 心は俺に近いき椅子に座った。 「…良かった。 無事だったんだな。」 その言葉に 涙をこらえなが頷く心。 「ごめ…ごめんね… あたしのせいで…こんなことに…」 心の声は震えていた。