天使のキーホルダー



何で…海斗が…これを持ってるの…??


「心は…やっぱり覚えてない?」


優しく話す海斗に

あたしはただ頷くだけ。


「そっかあ…」


海斗は自分のキーホルダーを握りしめ

前を向いた。


「「………。」」



-------〜♪♪〜♪〜--------------



噴水の音楽が流れる。


どのくらいたっただろう…


数分…??いや数10分かもしれない。