天使のキーホルダー



「あ-!!!

お前こんな所にッ!!!」


その声の主は…樹だった。


「おうっ!!」


俺はとっさにキーホルダーを隠した。


「おうっ!!…ぢゃね-よ!!

心ちゃんを傷つけた犯人が

わかったんだよ!!!」



え…???



「え…??」


「犯人はお前のファンの奴だよ。

いつも海斗の近くにいる心ちゃんが

気にくわなかったんだって…」


俺は混乱していた頭が

更に混乱して…