天使のキーホルダー



「分かる訳ない…??

ふざけんなよ…

今までどれだけ俺がっ……」


「えっ…?」


途中まで言ってハッとした。

これ以上の心に話したら

彼女はよけいに混乱してしまう。



心を…傷つけたくないんだ…



「いや…何でもない。

悪かったな。ぢゃッ…」



ガラガラガラ-------------------


心の顔を見ることが出来ず

そのまま保健室を出た。