天使のキーホルダー



「だけど…

あたしにしたら……

これは……これは……

大切なものなの!!!」


そ-言って

心はキッっと俺を睨んだ。



何なんだよ…。



「あんたに…

あたしの気持ちなんて分かる訳ない。」


「は…??」


俺が聞き返すと


「も-出てってよ!!」


心は涙がたまった目で叫んだ。



ぶざけんなよ……