天使のキーホルダー



俺…何言ってんだよ。

このキーホルダーが

どれだけ大切なものなのか

俺だってよく知ってる…


なのに----------------------



「………。」


心は黙ったまま

しばらく口を開かない。



何であんなこと言ったんだろ…??


自分でも分からなかった。

心があのキーホルダーを

持っててくれたことは

嬉しかったはずなのに------------


俺の頭は

も-何がなんだか分からなくなってた。