「ばッばか!!! まだ動くなよ!!!」 そんな俺の声に 「探さなきゃ…」 心はゆ-ことを聞かない。 「い-から!! ここにいろって!!!」 俺は力強く動こうとする 心を押さえた。 「離してッ!!!」 そ-言って 俺の手を振り払おうとする 心の目の前に あのキーホルダーを出した。 「あ……」