天使のキーホルダー



「あら??

かわいいキーホルダーね。

でも…

海斗くんがそ-ゆうの持ってるなんて

珍しいわね??

彼女とお揃いとか?」


にこやかに微笑んで聞いてきた。

みっちゃんは

恋ばなをするのが大好きなんだ。


「ん-…

彼女とかぢゃないんだけど

大切な人と繋がる役目を

果たすもの…かな??」



何言ってんだ…?俺…??



自分で言って

無償に恥ずかしくなってきた。