天使のキーホルダー


「…コホッ…コホッ…

でも本当は嬉しいくせッ…うげッ!!」


「一言多いんだよ!!お前は!!」


俺は緩めた腕を

言葉の途中で絞め直した。


「こらッ!!お前ら!

何やってんだ!!!早く練習しろ~!!」


げ…。


顧問が俺たちに叫んだ。

「やべッ!!!」