唇を離し、お互い見つめ合った。
「な、夏季さん?」
私は初めて先生の名前を呼んだ。
「やっと名前で呼んでくれた」
先生が笑う。
「夏季さん?」
「ん?」
「夏季さん」
私は、何度も何度も先生の名前を呼んだ。
お互い、おでこをくっ付けて笑った。
「夏季さん?あの時、約束したプラネタリウムに連れて行ってね」
私は、笑顔で言った。
「あぁ。行こうな。プラネタリウム」
先生も笑顔で言った。
先生とキスをした。
あの頃と同じ熱くて深いキス。
満天の星空の下でずっと。
無限の愛を誓い合うように……。
ずっと……。
ずっと………。



