病院の裏口に自転車をとめて、夜間救急の入口の扉を開けて急いで中に入った。
廊下のイスに相川さんと藤原先生と溝口さんが座っていた。
皆、俯いて無言で座っているだけ。
いつものような明るい皆の姿じゃなかった。
私が、相川さんたちの側に行くと皆が顔を上げた。
目が真っ赤に腫れてる。
皆が私を見る。
「桜井……」
藤原先生が私の名前を力なく言った。
「今は来ない方がいいって言ったよね?」
相川さんが呟いた。
「だけど!私は先生の彼女なんだよ!何で来たらダメなの?ねぇ、何で?」
私の声が、病院の廊下に響く。
私はその場な泣き崩れてしまった。
「今の話は本当かね?」
声がする方を振り向くと……。
そこには、校長先生と教頭先生が立っていた。
それから香山先生も……。



