【先生×生徒シリーズ 完全版】プラネタリウムー先生に会いたいー




私は、カフェで楽しそうに話をしている先生と女性を見たまま、その場から動けなくなっていた。


何で?


何で?


涙が溢れてきて、頬を伝っていく。


流れても流れても、目から新しい涙が溢れてきた。


先生と女性が、霞んで見える。


周りの騒めきざも聞こえない。


何も見えない。


私の目の前にいるのは、先生と知らない女性。


私は手をギュッと硬く握り、唇を噛み締めた。


気が緩むと、その場に崩れて大声で泣いてしまいそうだった。


そんな感情を必死で抑えていた。


我に返った私の周りに、騒めきが聞こえ人々が歩いて行くのが見えた。


時々、私のことを不思議そうに見る人たち。


私は重い足を引きずって、その場から立ち去った。