「だから学校に忘れ物を取りに行ってただけだって」
先生はそう言って私の頭をポンポンとした。
それは本当?
じゃあ、私が聞いた時、何で箸が止まったの?
でも、なぜかそれ以上は聞いたらいけないような気がした。
「そうなんだね」
私はそう明るく言って、そうめんを食べ始めた。
「なぁ?飯食ったら花火しねぇ?俺、花火買って来たんだよ」
相川さんはそう言って、コンビニの袋から花火を出した。
「いいねぇ!」
藤原先生がそう言って笑った。
「やっぱ夏と言えば花火でしょ?」
「でも、お前のマンション花火して大丈夫なのか?」
溝口さんはそう言って、そうめんをすすった。
「何言ってんだよ?海に行くに決まってんだろ?夏季の運転で」
相川さんはそう言ってクスリと笑うと先生の方を見た。



