「さてっと!夏季、コンビニに付き合え」
裕幸はそう言って俺の背中をバンっと叩くとベンチから立ち上がった。
「コンビニ?何で?」
「コンビニに行くって出て来たから、何も持たずに帰るわけにはいかねぇだろ?」
「あぁ、そういうことね」
「そういうこと。はよ、行くぞ!」
俺と裕幸は公園を出て、マンション近くのコンビニに行った。
柚葉を1人にしてしまったお詫びに、俺は柚葉にプリンを買った。
それからタバコも。
コンビニの袋をぶら下げて裕幸と並んでマンションに帰る。
今回の柚葉のケガの真相はわからなかった。
これ以上、香山先生を責めても本当のことは言わないだろう……。
ー夏季Side endー



