【先生×生徒シリーズ 完全版】プラネタリウムー先生に会いたいー





「どうしたんだよ!大きな溜め息ついて」



裕幸は明るくそう言って俺の背中をバンっと叩いた。



「なぁ、裕幸?」


「ん?」


「俺、柚葉を不幸にしてるのかなぁ?」


「はっ?何言ってんだよ……」


「柚葉に何かあった時に俺が一生懸命になればなるほど、柚葉を追い詰めて不幸にしてるのかなって……」



柚葉は俺の彼女で大切な人だ。


でもその前に大切な生徒でもある。


だから悲しませたくない思いが大きい。


それは柚葉だけではなくて、他の生徒でも言えることで……。


でも、そのせいで実は俺は柚葉を追い詰め、悲しませてるんじゃないか……。



「何でそんなこと言うんだよ……」


「裕幸?」


「お前さぁ、そんな中途半端な気持ちで柚葉ちゃんと付き合ってるわけ?確かにお前と柚葉ちゃんは普通の恋人同士とは違う。でもな、それを覚悟で付き合ってるんだろ?今のお前の言葉を聞いたら柚葉ちゃんはどう思うだろうな。悲しむと思うぞ。だからそんな風に考えるなよ」


「そうだな……ゴメン……」



俺はそう言って裕幸に頭を下げた。