手首の次は足首も同じように湿布を貼り変えた。
「ありがとう」
「いいえ」
俺は柚葉の頭を撫でた。
「太もも……」
「えっ?」
「血が滲んでるし、そこもガーゼと包帯を替えた方がいい。俺がやってやろうか?」
「あ、いや……ここは……」
「何で恥ずかしがるんだよ。俺に全て見せたくせに」
俺はそう言ってクスリと笑った。
「それはそれで、これはこれで……とにかく、ここは自分でするからいい!」
慌てる柚葉。
そんな柚葉が可愛くて仕方がない。
抱きしめたい……今すぐ……。
でも、そんな俺の心情を知るわけもない柚葉。
「洗面所で貼ってくるね、ついでに服も着替えてくる」
そう言って、クローゼットから服を出して洗面所へ行ってしまった。



