先生にアパートに送ってもらった。
何だか体がダルい……。
早くベッドに入って眠りたかった。
部屋に入って、荷物を置くとそのままベッドに倒れこんだ。
「大丈夫か?」
部屋までついて来てくれた先生がそう言って心配そうに私を見ている。
「うん、大丈夫だよ」
先生に心配かけたくなくて、そう嘘をつく。
「なんか欲しいものあるか?」
「ううん」
「そっか、じゃあ、俺、仕事に行くわ」
「うん」
「帰りにまた寄るから」
「うん、ありがとう」
先生は私の頭を撫でて、部屋を出て行く。
私は先生が部屋を出て行くのをベッドの中から見届けてから目を閉じた。



