【先生×生徒シリーズ 完全版】プラネタリウムー先生に会いたいー





「あ、あの……香山先生……」



突っ立ったままの香山先生に声をかけた。


香山先生は私を睨みつけてくる。


氷のような冷たい目で。


そして何も言わず、私の前を通り職員室に帰って行った。


香山先生と入れ違うように先生が戻って来た。



「柚葉?大丈夫か?」



私の前にしゃがみ込んだ先生は小さな声でそう聞いてきた。



「うん……」


「本当はさ、お姫様抱っこしてやりたいけど、ここ一応学校だから……」


「そ、そんなのいいよ!大丈夫だから」



学校でお姫様抱っこなんて恥ずかしいよ。



「自分で歩けるから大丈夫だよ」



私はそう言って、体に力を入れて立ち上がろうとした。