【先生×生徒シリーズ 完全版】プラネタリウムー先生に会いたいー




あぁ、ダメだ……。


私はピアノを弾いていた手を止めた。


全くピアノに集中できない。


頭に浮かぶのは香山先生の顔と言葉。


まだ練習を始めて10分しか経っていない。


もうやめて帰ろうかな……。


どうせ私しか残ってないし。


明日から夏休みで、学校は午前中で終わり。


そんな日に学校に残って真面目にピアノの練習する人なんて私くらいなもんだ。


私は楽譜を閉じて、ピアノの蓋を閉じた。


帰ろう……。


集中出来ない時にピアノの練習したってムダ。


楽譜をカバンに入れて、私は鍵を持ってピアノ室を出た。


ドアの鍵をかけて、ちゃんと鍵がかかったことを確認する。


ピアノ室の鍵を職員室に返すために、職員室に向かった。