先生が私の後ろに回り、私の体をギュッと抱きしめる。 トクンと跳ね上がる胸。 それがドキドキに変わっていく。 「柚葉……」 そう私の名前を呼ぶ先生の低い声が私の耳に届き、体が熱くなっていく。 「先生?」 「ん?」 「私ね、凄く幸せだよ」 「俺も」 先生はそう言ってクスリと笑った。 決してバレてはいけない関係。 だけど、こうして先生の温もりや香りを感じることができることが凄く凄く幸せで……。 この幸せがいつまでも続きますように……。 私は星空に向かって、そう心の中で願った……。