辺りが暗くなり始めたと同時に、公園の駐車場から車が次々と出て行く。
気付くと駐車場には先生の車だけになっていた。
「外、出てみる?」
「うん」
私と先生は外に出て、展望台の柵まで行った。
「うわぁ!」
思わず口から出た言葉。
目の前には、キラキラした夜景が広がっていた。
「綺麗だな」
「うん」
「上も見てみ?」
私は先生に言われた通りに上を向く。
「すごい……」
さっき見た夜景とは比べ物にならないくらいの星空が広がっていた。
「星、綺麗だろ?」
「うん」
「この星空を柚葉にも見せてやりたくてな」
「先生……」
私は先生の方を向いた。
先生も私の方を向く。
笑顔の先生を見て、胸がキュンと高鳴っていく……。



