「先生も生徒じゃない女性と付き合ってたら堂々とデート出来るのにね……」
「柚葉……」
だって、そうでしょ?
私と付き合ったから堂々とデートも出来なくて……。
「俺は柚葉と一緒にいられるだけで……」
「さっきも言ったけど、それは私も同じだよ?」
「そうだな」
先生はそう言って力無く笑った。
「だからね、先生?もうこの話はやめよ?先生と一緒にいられるなら私は外でデートなんて出来なくていい」
「あぁ、そうだな」
先生はそう言って、膝の上に置いてた私の手をギュっと握ってきた。
ドキンと胸が高鳴る。
ギュっと握ってきたと思ったら指を絡めてきて、さっきよりも私の胸はドキドキしていた。



