「先生と藤原先生が親友だなんて驚いた」
柚葉はそう言って隣に座ってきた。
「俺もだよ」
「しかも相川さんまで親友なんてね」
「そうだな」
柚葉のいつものテンションと違う感じがする。
別に大人しい子ではないけど、でも今日はテンションが高いと言うか……。
好きなピアニストに会えたのもあるんだろう。
俺たちが出た大学に行きたいために、うちの高校に通ってるわけだし。
その理由が好きなピアニストの裕幸が出た大学だからだ。
「私、なんか今日は幸せだな」
「どうして?」
「だって相川さんに会えたし、久しぶりに藤原先生にも会えたから」
柚葉は中学生の時に修が好きだったのか?
なんだ?このモヤモヤした気持ちは……。



