片付けも終わって、帰る私と先生を玄関まで見送りに来てくれた相川さんと溝口さん。
「今日はありがとうございました!とても楽しかったです」
「いつでも遊びに来てね。なんなら夏季抜きでもいいよ」
相川さんはそう言ってクスリと笑った。
「おいっ!」
「冗談だよ」
相川さんはクスクス笑ってるけど、先生は笑ってない。
眉間にシワを寄せて相川さんを見てる。
「裕幸が言うと冗談に聞こえねぇよ」
「そうか?でも、まぁ、また遊びに来てよ」
「あ、はい」
私は苦笑いでそう返事をした。
「あっ!柚葉ちゃん?ちょっと待って?」
玄関を出ようとした私に相川さんが声をかけてきて足が止まった。
相川さんが部屋の中に入って行く。
どうしたんだろう……。



