「世間は狭いねぇ」
5人でテラスで食事中。
相川さんはそう言ってビールを一口飲んだ。
木のテーブルの上には相川さん手作りの料理が並ぶ。
どれも本当に美味しそうで、食べても凄い美味しい。
「ホントだよ」
そう言ってピザを頬張る溝口さん。
私は何も言わず黙々とパスタをすすっていた。
「夏季が担任決まったと聞いた時に、俺の学校から1人入学するからと話したけど、それがまさか夏季の彼女になるとはな」
藤原先生はそう言ってクスクス笑った。
「俺だってビックリしたよ」
先生もクスッと笑う。
あぁ……気まずい……。
よりにもよって、藤原先生が先生の親友なんて。
本当に気まずい……。



