私は先生の肩に頭を乗せた。
「ゆず、は?」
「私も、先生が好き過ぎるよ……」
先生は私の肩に腕を回してきた。
ギュッと抱き寄せられる。
顔を上げて先生を見ると、先生も私を見下ろしていた。
ち、近い……恥ずかしいよ……。
「柚葉、好き……」
「私も」
先生の顔が近づいてきて……。
「おい!人んちでイチャついてんじゃねぇ!」
後ろから相川さんの声が聞こえてきて、先生と2人で振り返る。
エプロン姿の相川さんが笑ってこっちを見ていた。
私と先生は顔を合わせて笑い合った。
「なに笑ってんだよ」
相川さんはそう言って、こっちに来た。
「ほら」
木のテーブルにノンアルコールビールとノンアルコールカクテルの缶を置く相川さん。
「サンキュー」
「ありがとう、ございます」
「イチャイチャ、イチャイチャと、あぁ!ムカつく!」
相川さんはそう笑いながら言うと、ビールの缶を開けて一気に飲んだ。



