「あいつ、相当病んでるな」 相川さんがベランダの方を見ながらそう言った。 「えっ?病んでる?」 先生が? 「柚葉ちゃんが好き過ぎて病んでるってこと」 相川さんの言葉に胸がドキンと高鳴った。 「昔はあんなことなかったんだけど。俺、晩飯の用意するから、柚葉ちゃんは夏季のとこに行ってあげて?」 相川さんは立ち上がると、キッチンに行った。 私もソファーから立ち上がり、先生のベランダへ行った。